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忠実。
原作があるものは忠実であることが重要なのだ。個性もせりふも原作通りに、原作を大事にオハナシが進むことが大切なのだ。
その昔、私の大好きな、今でも好きなマンガがドラマ化された。錦織一清と三田寛子が主役だったと思う。
「風呂上りの夜空に」ヤングマガジン連載の。
お尻の三日月の傷を持つ辰吉くんに一途に恋するもえちゃんのラブストーリー。周囲を取り巻く某高の先輩、同級生の面々、ご近所さん、おばあちゃん…どの人も個性溢れてて、はちゃめちゃなんだけど魅力ある人たちだったのに。
ドラマではストーリーも人物設定もめちゃくちゃだった。
女湯のシーンがてんこ盛りの安っぽいストーリー。性格も違う、ストーリーも台詞も何一つ違う。なぜこのタイトルを使わねばならないのかさえわからないほど決定的に原作と違う。なんでこんなに違っても許されたのか。
人気ある人を使えばいいとか、俳優の…いや、アイドルのイメージを壊さないようにマンガのイメージのほうを変えるのが当然、だとか、裸を出せばいいとか、ドラマ的に1話で面白く展開しないとつまらないとか、そういうことか。
テレビの業界の体質も変わり、マンガというジャンルの地位が高くなったということだろうと思う。原作があるものは避けてきたけれど、最近はきっと悪くない。そう思う。