自転車チェーンの軸が折れたり、チェーンが切れたり、スタンドがおばかさんできちんと止められないから足蹴にしながら使っているという、使用過度がたたって故障続きのMY自転車ですが、先週はいきなり前輪の空気が抜けました
仕事の行きの二つ目の下り坂。
帰るか、ひとやま戻ったところにある自転車屋まで行き、とりあえず空気を入れるか悩んだ末、どっちにしろ間に合わないからそのまま何もしないでゆっくり運転しながら仕事場へ。
仕事が終ると雨模様。仕事場近所の自転車屋には遠回りしないと寄れない場所。カゴにいれてある100円ショップのカッパを着込んだけど、雨足は強くて寄り道しなくても30分かかるのに寄り道するなんて気力もなくて、再びゆっくりと運転しながら、結局自宅近くの自転車屋まで。
その自転車屋、イマイチなの。どこが悪いってこともないんだけど、相性かしら?
「いきなり空気が抜けたのでパンクだと思うのでとにかく直してもらえますか。自転車がないと明日から困るので」
と言ってみても、
「パンクじゃないみたいだよー。とりあえず空気入れて様子見してみれば」
と直す気はないらしく空気を入れて眺めるだけ。
”とりあえず空気入れて、また明日空気抜けたら困るんだよっ”
と思ったけど、直す気がないらしい人を説得する気力がなくて空気入れるのをぼーっと見ていたの。
そしたら近くの小学校の帰宅途中の子供たちが自転車屋さんのおじさんを見るたびに
「あ、おじさんだー
こんにちはー!!」
と次々と声をかけていく。
どうやら最近小学校で「近所で働くおじさん」として招待されてお話したらしい。親しげに挨拶する子供たちを見てニコニコ顔。
そしたらおじさんったら、いきなり気力100倍、活き活きとしてきて、
「あ、スタンド壊れているじゃないかー!こっちのほうが重症だよ!直してあげよう!」
「…え?あ、よろしくお願いします」
スタンド、以前に見せたら
「これはひどいなー直せないから取り寄せだよ。買ったとこ持っていけば?」
と修理を拒まれたところ。
なのに数本のレンチやらドライバーを駆使して10分ほどで直しちゃった!
もー
たった800円でだよ。
ありがとうございますって言って帰ったけどさ、気分は複雑。
このスタンド、おじさんに言われてすぐに修理することにして、買った店にスタンドの取り寄せを依頼(5000円ぐらいかかると言われつつ)したのに、その店からは結局取り寄せしたのかしないのか連絡なし。
で、放置して2ヶ月以上経っているイワクつき。
で、今朝、仕事前にやっぱり抜けるのが早い前輪に空気を入れてたら「プシュー」っと音を立てて空気が抜けた!
ここで友人の空気入れ部品のゴムの摩滅のはなしを思い出し、すぐに空気入れの部分を分解したらやっぱりゴムが溶けてました
近所には自転車部品を売っているような店はないので、仕方なくまた同じ自転車屋へ。
自分で部品を分解して、「ゴム、取り替えてください!たぶん空気抜けた原因はここです!」と直依頼。
おじさんがははっと笑うとゴム取り替えてくれました。
後輪もついでに取り替えて、とりあえずタイヤの空気抜けにびくびくするのはひとまず終わりかなと一安心。
でも帰り際、おじさんに「後輪、つるつるだよ。このままだと滑るしパンクしやすいよ」と指摘されました。
ああ、まだ修理の心配は続きそうなのだ…